2026.6.24. 水曜日 14:50
【第7回】スポーツによるケガを早く治すために、絶対に知っておくべき「RICE処置」
みなさん、こんにちは!地域の学生ランナーから週末のレクリエーションを楽しむ大人まで、みなさんのアクティブな毎日を応援する当院です。
前回の第6回では、現代人の現代病とも言える「スマホ首(ストレートネック)」についてお話ししました。 今回は、スポーツの現場で最も起こりやすい「不意のケガ」がテーマです。
「部活の練習中に足首をグキッとひねった」 「テニス中にふくらはぎにピキッと痛みが走った」
こうしたアクシデントが起きたとき、直後の数分〜数時間のあいだに「どんな応急処置をしたか」で、その後の痛みの引き方や、スポーツへの復帰までの期間が驚くほど変わります。
今回は、世界的な基準である応急処置の基本「RICE(ライス)処置」を徹底解説します!
■ 早期復帰への鍵!「RICE処置」の4つのステップ
RICE処置とは、ケガの処置の基本である4つの頭文字をとった言葉です。
1. R:Rest(安静)
ケガをしたら、まずは運動を中止して安静にします。無理に動かすと、傷ついた筋肉や靭帯(じんたい)がさらに広がり、内出血や腫れが悪化してしまいます。必要に応じて、添え木やテーピングで固定します。
2. I:Icing(冷却)
患部を冷やすことで、血管を収縮させ、内出血や腫れを最小限に抑えます。同時に、神経の感覚を鈍らせて痛みを和らげる効果もあります。
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方法: 氷のうやビニール袋に氷水(少し水を混ぜるのがコツ)を入れ、タオル越しに患部を15〜20分ほど冷やします。
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※感覚がなくなってきたら一度外し、また痛みが振り返ってきたら冷やす、を繰り返します。
3. C:Compression(圧迫)
適度な圧迫を加えることで、患部への血液やリンパ液の過剰な流入を防ぎ、腫れ(腫脹)をコントロールします。
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方法: 弾性包帯やテーピングを、患部の少し下から上に向かって、やや引きのばしながら巻きます。
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※ギューギューに強く巻きすぎると血流が止まってしまうため、爪の色が紫になっていないか、シビレが出ていないかこまめに確認してください。
4. E:Elevation(挙上)
患部を「自分の心臓よりも高い位置」に保ちます。重力を利用して、患部に血液や体液が溜まって腫れるのを防ぐためです。
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方法: 横になり、クッションや折りたたんだ布団などの上にケガをした足を乗せます。
■ 意外と知らない「判断の境界線」とNG行動
⚠️ こんなときは、すぐに専門機関へ!
単なる捻挫だと思っていても、「激しい変形がある」「激痛で全く体重をかけられない」「みるみるうちに青紫に腫れてきた」という場合は、骨折や靭帯断裂の可能性があります。すぐに当院や整形外科を受診してください。
❌ 直後のNG行動
第4回のぎっくり腰のときもお伝えしましたが、ケガをした直後に「お風呂で湯船に浸かって温める」「お酒を飲む」「患部をグイグイ揉む」のは絶対にNGです!血行が良くなりすぎて、腫れと痛みが何倍にも膨れ上がってしまいます。
■ 当院での「スポーツ障害・外傷」へのサポート
スポーツでの捻挫、打撲、肉離れなどのケガは、健康保険が適用できるケースがほとんどです(第2回を参照)。
当院では、単に今ある痛みを抑えるだけでなく、以下のような「一歩進んだスポーツケア」を行っています。
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微弱電流による組織の修復促進: 細胞の回復を早める特殊な電気療法を用いて、少しでも早い競技復帰を目指します。
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復帰に向けたリハビリ・テーピング: 痛みが引いた後、再び同じ場所をケガしないよう、関節の可動域を戻すストレッチや、試合用のテーピング指導を行います。
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「なぜケガをしたか」のフォーム分析: 実は、何度も同じ場所を痛める場合、体の使い方(フォームや柔軟性の左右差)に原因があることがほとんどです。自費メニューを組み合わせ、根本的なバランス調整も行えます。
「これくらいの痛みなら練習を休めない……」と無理をすると、かばった他の部位まで痛める悪循環に陥ります。小さな違和感でも、ぜひお気軽に当院を頼ってくださいね。